翌日

 

自利利理利理利ガシャン

 

「もう飽きた・・・」

 

昨日は、しばらくかたずけして帰ったんだったな

 

んん・・・眠い・・・

 

いつもどうり朝はカップメンですまし学校へ・・・・

 

 

 

 

 

□              ×                ○

 

 

 

 

オウオウオウ

 

みんなオレのこと避けてるな・・・

 

おっ。魔奈ちゃん発見、オレと同じ一人だ

 

「ハロー、ハーワイユゥ?」

 

とりあえず声をかける

 

「・・・おはようございます・・・カイト先輩・・・」

 

お!!返事してくれた!

 

周りから

 

(山辺がしゃべった)(あいつが話すのはじめて見た)

 

などなど聞こえる

 

だが

 

「クララが立った?、何でそんな名ゼリフを・・・・」

 

オレには、そう聞こえる

 

「・・それと・・字・・違います・・・」

 

「へ?」

 

何のことだ?

 

「・・私・・・山辺 真奈です・・・」

 

「でもマスターが・・・」

 

「お父さんがそう付けたかったらしいです・・・」

 

ああ。あの人だったらヤリそう

 

「わかった、真奈ちゃんだね」

 

「・・・・はい・・・・」

 

おぉ、笑ったメチャメチャ可愛い・・・

 

 

 

 

 

 

○            □              ×

 

 

 

 

「あの山辺を笑わせたそうだね」

 

教室に入ったらマットにいきなりそう言われた

 

「ん?なんでしってるんだ?」

 

10分程度前のことだぞ

 

「もう学校じゅうのうわさだよ」

 

マジカヨ

 

「ソレと近いうちに。転校生が来るんだよ」

 

「なんでわかる」

 

「僕、いわゆる情報屋なんだよ

わからないことがあったら何でも聞いてね」

 

「わかった」

 

以外といいヤツが近くにいると楽だな

 

キーンコーンカーンコーン♪

 

みんな自分の席にもどる

 

「だるうござんす」

 

「だるくてもさぼったら駄目だよ」

 

「けち」

 

「ふつう!」

 

 

 

 

 

□             ★          ☆

 

 

 

 

 

 

 

「あー・・・ヤット飯だーーー」

 

「おつかれさま」

 

マットさん・・・疲れないんですか?

 

「マットって弁当?」

 

「うん」

 

またか・・・亜門いるかな

 

「カイト君のもあるよ」

 

「なに!!・・・ま、まさかオマエが作ったのか・・・・」

 

「そんないやそうな顔しないでよ・・・

それに作ったの由紀だよ」

 

何だ由紀か・・・・

 

「何!由紀!」

 

「イヤ逃げなくていいから」

 

走ったらつかまりました

 

「はい。感想聞かせてね。・・・だって」

 

「わかった」

 

毒とか入ってないよな

 

「?なんで立たないんだ?」

 

「立ったら大変なことになるから」

 

周りを見わたしたら女どもが身構えている

 

恐い・・・・

 

「まぁがんばれよ」

 

「助けてよ」

 

「恨まれたくないからな・・・・」

 

「薄情者」

 

 

 

 

 

 

#               $                   &

 

 

 

 

何か静かなとこないかなぁ

 

「ねーねー。君君」

 

女の声だ

 

「君ってば」

 

うるさいな

 

「可愛い女の子の話くらい聞きなさ〜い」

 

「ごはっっ!!」

 

う、後ろからドロップキック!?

 

「い、イテ〜」

 

「もう」

 

く〜〜〜痛い〜〜〜

 

「な、何かよう?」

 

「なんだっけ?」

 

「おい」

 

なんなんだ

 

「あ、そうだ、君のこと記事にしたいの」

 

「は?」

 

なんだこいつ

 

「私新聞部の部長、川崎 鈴よろしくね♪」

 

イヤ、よろしくって・・・

 

まぁいいほっとこう

 

 

 

 

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「ついてくるなよ・・」

 

「密着取材」

 

OKしてないから」

 

「関係ないよ」

 

何なんだよオイ

 

「こっからさきは健全な女の子が入ってはいけません」

 

「音楽室に?」

 

ちっ、バレタカ

 

「おれは静かなのが好きなの」

 

「かなり暗い・・・っと」

 

メモるなよ

 

「マジうっとうしい」

 

「かなりひどい・・・っと」

 

「なぁ・・・プライバシーの侵害で訴えるぞ」

 

「ウソ記事ばらまいちゃうぞ♪」

 

何でオレが脅迫されなきゃなんないんだ?

 

音楽室に入る

 

「音楽室に何かあるの?」

 

「とても穏やかな空間」

 

いいなー、何かとても静かだ・・・・・が、

 

「何か特ダネないの?」

 

コイツのせいでだいなしだぜ

 

「無い」

 

「そのお弁当はだれが」

 

「妹」

 

「妹ね・・・名前は?」

 

「秘密」

 

「いいもん!自分で調べるもん」

 

「やめてくれ・・・」

 

何か疲れる・・・

 

とにかく弁当を食べる

 

「味は」

 

「うまい」

 

うん、うまいぞ、

 

「あ〜ん♪」

 

「ふざけんな」

 

恥ずかしさの欠片もないのか

 

イキナリ口を大きく開け

 

弁当をねだりだした

 

「本当においしいか味見してあげるんだよ」

 

「余計なお世話だ」

 

卵焼きを口に運ぶ・・・・・・だが

 

「パク」

 

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

こ、こ、こ、こ、こいつ、オレの卵焼きくいやがった!!

 

てか、関節キス!?

 

「うーん、私は砂糖派かな」

 

「オレもだ・・・って、ちっがぁーう」

 

何なんだよ。この女

 

 

 

 

 

 

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「ただぁーいまぁー」

 

「おかえりカイ・・・ず、ずいぶんやつれたね・・・・・」

 

「ははは・・・」

 

「目が笑ってないよ・・・」

 

だめだ・・・

 

もう、いやだ

 

「マット・・・川崎鈴って知ってるか?」

 

「うん。新聞部の部長で、学校1料理が上手くて

かなり人気が高くて、裏の情報かき集めて

何人も退学にしてる人でしょ?

ついでに次のターゲットは君だよ」

 

ついでじゃないだろ・・・

 

「どうにかしてくれよ」

 

「もうあったんだ」

 

あいたくなかった・・・・・

 

「なかなか可愛かったでしょ」

 

「顔はな・・・・・」

 

性格は最低だ・・・・・

 

「ははは・・・いいね、君は可愛いキープが沢山いて」

 

なんのことだ?

 

「オマエのファンなんて100人は越すだろうが」

 

「ははは、でも好みがいなくって」

 

100人いてか?

 

「まぁ、とにかく弁当の感想は?」

 

「うまかった」

 

「それだけ?」

 

「卵焼きは砂糖がいい」

 

「・・・」

 

「なんだ?」

 

「べつに・・・」

 

「?」