「あ〜、でも本人が嫌って言ったらダメだよ?」
そういって俺の期待を裏切り笑っている三崎先輩・・・・
純粋な少年を弄んでるとあとで痛い目見るよ?
「で?美穂ちゃんどうよ?」
浅井先輩が荒谷に聞く、
・・・・・・・・・・・・・が、荒谷はまた何処だか分からないが空を見上げている
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんな顔も可愛いと思います
「お!お前美穂ちゃんに惚れてるな!」
「えぇ!!」
いきなり浅井先輩にかけられた声にビックリ
「なんですって!?美穂ちゃんに惚れちゃってるの!?」
続けて三崎先輩も混じる
「おお!!赤くなった!!ってことは図星だな!!」
浅井先輩が俺を指差す
「美穂に惚れたなのね!?ラヴなのね!?」
シツコイデスヨ三崎先輩
「じゃあ今のうち告っとけ、彼氏いないらしいから」
なぜか自分の世界に入っている三崎先輩をほっといて
俺に耳打ちしてくれる浅井先輩
「嫌ですよ、俺は告白なんてする気ありませんから」
「なんで?早いうちに告らないと美穂ちゃん可愛いからだれかに取られるよ?」
「告白したとしても即玉砕ですよ」
「ネガティブ〜」
「うっさいですよ」
先輩にチョップをかます
・・・・・・・・・・・でもいっその事この場で告って玉砕したほうが・・・・・・・・・・・・
イヤ、悩んでもしょうがない、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・告白しよう!!
「ねぇねぇ美穂!あの子が美穂のことが好きだって!!」
「・・・・・・・・・・・・えぇ!?!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・み、三崎せんぱぁい・・・・・・
俺が告ろうしたら先に三崎先輩が告知しやがった
「ええい!!!!こうなったら自棄だ!!!!俺と付き合ってください!!!」
「・・・・・・・・はい」
「えぇ!?!?!?!?!?!?」
告白した俺が驚いた
二つ返事で顔を赤くして答えてくれた
2つの暖かい(?)視線が俺を撃ちつづけた・・・・・・・・・・・
と、これが俺と彼女の始まりなのです